Fink

Mac OS X 10.3 でのアップグレード

Fink は gcc 3.3 コンパイラと OS X 10.3 を生かし、ソースとバイナリのどちらもアップグレードすることができます。 現状ではバイナリバージョンはソースバージョンよりも遥かに安定しています。

ソースからアップグレードする場合、アップグレード前に June 2003 Developer Tools を使っている方は August 2003 Developer Tools にアップデートして下さい。 10.3 ではアップグレードする前に XCode ディスクから XCode をインストールして下さい。

"fink selfupdate" を実行するとアップグレードが開始します。 最新の fink パッケージマネージャは自動的にインストールされている OS X と gcc のバージョンを検知し、これに従って設定します。

10.3 システム上で新規に Fink をインストールする場合、 SourceForge ダウンロードページから fink-full-0.6.1.tar.gz をダウンロードし、 ソースからブートストラップ することをお勧めします。 これには XCode が必要です。

Fink バージョン 0.15.0 以上が既にインストールされている場合、 system-xfree86 をインストールする必要はありません。 Fin は既に Fink の X11 パッケージがインストールされているか、 sysmtem-xfree86 バージョンを自動的に検出します。 古い system-xfree86 がインストールされている場合、以下のコマンドを実行して下さい:

sudo dpkg -r --force-all system-xfree86 system-xfree86-42 \
system-xfree86-43; fink selfupdate; fink index

Fink チームは現在、10.3 で動作するように作業している最中で、既に多くのパッケージが動作します。